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NYで日本酒を営業する日々をつづる・・・・つもりがただの独り言日記に成り下がっているかも。


by hiromi_iuchi
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カテゴリ:営業日記( 59 )

来週の月曜日のマーチンルーサキング牧師の誕生日に、NJの Komegashi Tooさんにて、日本酒dinnerを開催します。
5コースに6銘柄の酒をあわせたお得で美味しいイベントでっす。結構自信作なマッチングよ。
特に、山形県鯉川酒造のうすにごり酒とただ今旬の甘エビの相性なんて抜群。
11月からあたためてきたイベントです。
ご興味のある方は Komegashi Tooさんを検索してみてちょ、情報のってるはず。(なんて不親切。ごめん)

んで予約して。
by hiromi_iuchi | 2010-01-15 08:54 | 営業日記

フロリダ出張 Vol.2

ひさびさです。

フロリダ出張日記の続き。
さて、オープンしたばっかりのどでかいアジアンマーケット。嫁にひととおり酒とは?の説明。。これを酒啓蒙・草の根運動と呼ぶ。S美さんがめんどくさそうに食材の質問に答えている間、やたら時間がかかったので店内をぶらぶら・・・げっ!なにこれ?

アジアって奥深い・・というか謎。
わたくし、フロリダの郊外の名前も忘れた片田舎にて、「ツバメの巣白キクラゲ入りドリンク」に出会いました。しかもこの名前が日本語で書いてある。ということは日本でも売られているのか?
嫁によると、中国?ベトナム?なんせ彼女の地方では、この軒先にできるツバメの巣がとても高く売れるらしい。。10万円くらいだとか。それを飲むと滋養強壮、不老不死まちがいなしだそうだ。フィリピンでも孵化寸前の鶏の卵を蒸したものがとても人気であるが、それに通じる奥深さがあると思った。ま、猿の脳みそも食べるくらいやからな〜・・・・
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買ってのんでみようかとも思ったが、やめた。

またまたずーっとドライブして着いたのは、これまたうってかわっておしゃれな寿司レストラン。天井が高く、全体が青で統一されているBlueという店だ(そのままやん・・)そして、ここにはもちろんブルーのボトルの酒をすすめる。(そのままやん・)寿司シェフは全員、非日本人のアジア人だ。
米国の田舎あたりでよくあるが、アジア人の寿司シェフたち。寿司カウンターでは全員が客に「いらっしゃ〜い!!!」と元気に言う。そして日本語はそれだけ。
なんだかな〜?この公式。寿司レストラン=いらっしゃい
そういえば、日本のフレンチレストランでも入ったらいきなり「ボンジュール」と言われたことがあった。これと同じなのであろう。でもとてもさぶい。

寿司シェフと仲がいいS美さんのお陰でランチを店にご馳走になる。巻物だと思ってなめてたらお腹ぱんぱんだぜ。
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これが3本。
フロリダのこのエリアはレッドソックスのキャンプ場の近くらしく、松岡っちとかも寿司を食べにやってくるらしい。あまり興味なしだが。。(いちろーファン)



そしてそれから本日メインイベント+宿泊地Tampaを目指す。
新規店がオープンとのこと。見つかりにくくて途中でおまわりに捕まる。
得意のS美スマイルで切り抜ける。あたしも一応スマイルしたが。。あ〜よかった。
そしてワイン屋にて日本酒試飲。6人くらいアメリカ人(オーナーたち+その友達など)がいっぱい来て次々と試飲。ほめられたりぼろくそいわれたりしながら、作り笑いも続かなくなってきたと思った頃にやっと終了。
でもこのワイン屋、さっきの一番偉そうな人がオーナーならしいのだが、ちょっと面白い。あたしはこれが紹介したかったのだ。
ワインが特設クーラーに並べられている。

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この店のシステムは、プリペイドカードをレジで購入し、そのカードをそれぞれ気に入ったワインのところに差し込んで、サイズを選び、その量がグラスに注ぎ込まれ、カードから金額が引き落とされるのだ。画期的!これだとちょっとずついろいろなワインが楽しめる。しかもボトルを見ながら選べるのだ。
すごいすごいといいながら、このセレクションの中に2,3種類日本酒もまぜてくれんか?!と頼んでみた。そしたら相変わらず偉そうに、「考えておく」とぬかされた。

あー疲れた。S美さん早く終わろう!!!

といいつつ、あと2件まわらされたよ。
そしてその夜は、またまたCheesecake Factory。(またか?)
なぜかというとこのあたりの日本食はまずくて高いからだ。悪いけど枝豆だけよ。
by hiromi_iuchi | 2009-08-11 05:48 | 営業日記

フロリダ営業出張Vol.1

5年ぶりのフロリダ州3泊4日営業出張。
10年前からフロリダに高級酒を広めるべく出張していたが、5年ほど前にぼし君に交代。それ以来ひっさびさの出張だす。
曇り空のNYを出て飛行機で3時間半。超あったかい常夏のこちら。靴をサンダルに履き替える。

夕方着の私を迎えに来てくれたS美さんとともに、とりあえずビーチ沿いで一杯。なぜかHootersで・・・(Hootersとは全米に店舗をもつバーなのだが、ウエイトレスのねーちゃんたちが長短パンに胸空きTシャツというユニフォームなのか男性に大人気の大衆バー)
その後はご飯食べようと、Cheesecake Factory に。(これも全米でチェーン展開する大衆イタリアンレストラン。冗談のようなボリュームで、店を出てくる人たちはみんな食べ残しお持ち帰りの紙バッグをかかえている・・)
我々も例にもれず紙バッグをもって出てきた。う〜ん味はいまいちだが安い。その辺の日本食よりいいだろう。不況の影響があると言われているフロリダレストラン業界だが、この店は満員で20分待たされた。

翌日はタイ人の営業ウーマンと同行。だめ旦那と別れたためか、5年前よりかなり魅力的になっていた彼女、いろいろな店に連れて行ってくれた。だめ押しとも思えるタイ系オーナーのアジアン食材店にも立ち寄る。この店かなり息をのむ感じ。レジのある一角など、どここれ?って感じで思わずシャッターをきる。アートみたい。上に貼ってあるのは全部お札。。。


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無愛想だが人の良さそうなオーナーカップルにベトナムの不思議カレンダーをいただき1ケース注文もらって退場。
次の本日の目玉店(タイ人オーナー日本食店)では不況のため注文もらえず、帰社。一日目終了。

次の日はS美さんと更に郊外、タンパに1泊にて出張。あらふぉー女二人、BGMはユーミン中心で車飛ばす。
1件目は新規オープンのアジアン食材店。ここもオーナーはベトナム?人若夫婦。店はあいたばかりのようで嫁が質問ぜめ。高い酒が売れるのかな〜と思いつつも発注いただいた。。。
ただ広い店内物色していると恐るべし物をみつけた。。

5年前にこの1泊出張に来たときに立ち寄った店「横浜」。オーナーは年齢不詳(75才くらいか)の戦争花嫁のおばさん。ビンゴゲームから帰ってきた彼女にお情けで1ケース注文もらったけな〜。懐かしい。是非いきたかったが時間切れで断念。そのオーナーは沖縄なまりばりばり。なのになぜか「横浜」

ちょっと長くてしんどくなってきたのでまた続きは今度。。
by hiromi_iuchi | 2009-06-07 01:27 | 営業日記
最近、シンクロすることが増えてきている。
2月頭頃に、NYに新規店として精進料理の店をオープン予定のシェフとのミーティングの話しが入ってきた。日本酒と精進料理のマッチング!を考えていると、その何週間後に、すぐ下の投稿の通り全く違う線から「日本酒と精進料理のディナー」企画が舞い込んできた。なんだか不思議な縁だなと思っていたわけだ。

さぁ、そのNY初の精進料理レストラン「嘉日」さんが、日本酒の選定もおわり、3月末にソフトオープニング。早速ご賞味に行ったところ・・・

きゃあ〜〜〜〜美味しい〜〜〜〜!
美味しいのです。
精進料理というと椎茸の含め煮とか、ごま豆腐、高野豆腐などなどどちらかといえば、「質素」っちゅー印象があったのだが、とてもゴージャス。
懐石なのだ。(Kaiseki-という言葉はもう随分NYではアメリカ人にも浸透している・・)

開店前に酒のプレゼンに行った時に日本から届いたばかりだった食器類の数々もとても素敵だったので、器にも注目。

日本酒6銘柄。ワイン6銘柄。無駄のないセレクション。
ソフトオープニングのため、2種類のコースのみ。$45と$65。迷わず$65を選ぶ。
酒はソフトでニュートラルな山梨の酒「笹一 純米」をまずは選択。
一皿めでノックアウト。カリフラワーのソースに惚れる。
 
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この後に手打ちそばが出てきたのだが、これが絶品。美味しかった。
付け汁はもちろんかつおでなく昆布!シェフは長野県でそば懐石店にて料理長の経験あり。さすが。
そばよりうどん派の私もこのそばなら毎日食べたい。

全コースの写真を撮るつもりだったが、例にもれず興奮しすぎてほとんど写せていない・・・

料理を堪能したあと、シェフと立ち話して褒めちぎる。
「ありがとうございます。精進の世界の人からはこんなの精進じゃないって言われるんです。」
とシェフ。
いやぁ〜精進の世界はなんもわからんが、たぶんそうなんだろう。だって美味しすぎるから。

31歳の若きシェフの気合いがこもった自然の恵みから造り出される料理。
一品一品が私の背筋を伸ばしてくれた。

満足。
いまNYで一番お薦めの店。
by hiromi_iuchi | 2009-04-28 01:47 | 営業日記
3月4日。
イーストビレッジのベジタリアンレストラン"Counter"にて、「精進料理と日本酒のペアリングディナー」という企画をやった。

日本から精進料理家が来られ、New Yorkerに精進料理を紹介したいということで持ち上がったこの企画。面白そうなので、日本酒とのペアリングを引き受けた。

メニューから:
*かぶの利休スープ Turnip Rikyu Soup
 ー 心 純米吟醸酒 (川島酒造・滋賀県)
*大豆とすき昆布サラダ、レモン味噌ドレッシング
 ー 笹一 純米酒 (笹一酒造・山梨県)
*蒸しかぼちゃと豆腐
 ー 八鹿 特別純米酒 (八鹿酒造・大分県)
*野菜ちらし寿司
 ー 日本酒マッチングなし
*豆乳ゼリー、イチゴソース
 ー 梅花音 純米梅酒 (あさ開き・岩手県)

精進料理という、魚肉のだしを一切使用せず、野菜などだけのだしで造り出す繊細な料理と、日本酒をあわせることは、いつものペアリングとはまた違う。より繊細なものになるだろうから。
ほとんどのディナーの場合がそうなってしまうのだが、料理のレシピから想像して日本酒の銘柄を決めざるを得ないことが多い。本来なら実際の料理と合わせて確実にやりたいものだが、なかなか諸事情がそれを許さない。
今回もぶっつけ本番だったのでどきどきだ。
今日は、今度NYで初めての精進料理の店を開けるというシェフも来られている。

バーテンダーが各日本酒を用意することになっていたのだが、いきなりしょっぱなから間違い!!
2コース目にあわせるはずの笹一 純米を各テーブルにサーブしてしまった。
ま、えっか・・・
って訳にはいかな〜い!
バーテンダーには悪いが、大急ぎで「今持って行った酒は間違いで〜す、飲まないでください」とアナウンスせざるを得ない。大急ぎで1番目にあわせる心・大吟醸をサーブする。
自分で味見してみたが、明らかに心 のほうがあっていた。あ〜よかった。
(違いが分かった人が何人いたかはわからないが・・・)

精進料理というものが何なのか?お寺でお坊さんたちが食べる料理、っていう短絡なイメージしか知らなかった私。でも最近今年に入ってから、近々オープンされる精進料理レストラン「過日」さんのシェフとの出会いに始まって、「精進料理」という単語を度々意識している中で、今回の企画の誘いがあり、う〜んなんかシンクロしてる。

「精進料理はこころで作るもの」、というシェフのスピーチ。
なるほど、なんだか体がデトックス、浄化されたような気がしていた。
精進料理とはどんなものかがわかったような気がして、もっと食べたいと思った。
体がデトックスを求めているのか、心が浄化を求めているのか・・・
(両方やろ)

いずれにしろ、おすすめでっせ。
by hiromi_iuchi | 2009-04-11 05:46 | 営業日記
忙しいのか忙しくないのか?
なんかとても便利な言葉になってしまっている「忙しい」
全てをそのせいにできる。わしのブログ更新もそのせいだと言えないこともないが、ただ怠慢なだけとも言える。もう2月をすっとばして3月になってしまっているではないか。

2月19日からロスに出張してきた。
暖かい気候なのはいいのだが、帰ってきてそうそう、「焼けた?」と聞かれる。もうこれ以上黒くなりたくないのに。べとべとになるくらいランコムの高い日焼け止め必殺50SPF塗りたくっているのに。あたしのメラニン色素はそんなものではごまかされないほど活発なのか。。嫌になる。
メラニン色素の吸収率を下げるクスリはないのか。。。即買うぞ。

とにかく今回のロスのメインは弊社ロス在駐、しもやんが去年の暮れから温め続けてきたイベント企画、「Four Seasons Hotel で酒ディナー」。後にも先にもFour Seasons に泊まったことのない我々はタダで泊まれるという高級ホテルの太っ腹さににんまりがとまらない。
この機会を逃したら死ぬまでにいつ泊まれるかわからない!と大げさにはりきって、ロスから1時間ほどバレー(谷)のほうにドライブして到着するリゾート地エリアに赴く。
ここのFour Seasons West Lake Valley はジムとかスパなどが充実しており、ダイエットとかヒーリング目当てで長期滞在する大金もちも多いそうだ。(われらには縁のないはなしだが)

ホテル内の日本食フュージョン店「Onix」で初の日本酒と料理のペアリングディナーである。オーストラリア人のレストランGMとイギリス人の料飲部長と日本人の料理長。なんともインターナショナルな感じで、まずはお店のスタッフに日本酒セミナーを行う。
サーバーからバスボーイさんたち15人くらいにセミナーをするが、一番求められるのは銘柄の名前の発音なのである。セミナーの最後にみんなで発音の練習だ。

そして6時から期待ふくらむ日本酒ディナー。なんだか大正琴の奏者まで登場して雰囲気を出すとのこと。集まった40名ほどのお客さんはほとんどが常連で、日本食は好きだが日本酒は全く知らない人たちが多かった。今回も例にもれず、各コースと銘柄をあわすのはぶっつけ本番である。メニューの材料やソースの素材から味を想像してそれにあうであろう銘柄をぶつける。どきどきなのである。
銘柄の変更はきかないのだが、コメント用のためにキッチンの裏に回り各コース料理のソースのバランスを確認する。なんとかいけそうだ。

各コースが出た後にシェフが出てきて料理の説明をする、そしてその後あたしがその銘柄酒について説明するという運び。酒と料理のポイントを結びつけ説得力を持たせるのである。洗脳ともいえる。
始まりはしーんとして聞いてくれるが、大体はコースが進むにつれ、お客の注意は遠くなっていくので、後は野となれ山となれ状態なのである。

まずまず皆様に喜ばれ、イギリス人部長にも喜ばれ、彼女とNYにバケーション旅行に発つというオージーのGMにも別れを告げ、いやぁ、めでたく終わった。
後は1泊のFour Seasons Hotelの夜を冥土のみやげよろしく満喫するだけさ。
高そうな調度品の揃う部屋で、めっちゃねごごちの良いベットと、めっちゃでっかい浴槽を目指しさっさと部屋に引き上げるあたし。下やンは重厚そうなバーを満喫するためにバー居残ったそうだ。

そして次の日の朝。
超気持ちのいいシーツとなんやこれ?というような気持ちのいい枕に別れを告げ、備え付けシャンプーもカバンに入れて部屋を出る。ロビーレストランで朝食なのだ。あたしはホテルの朝食が大好きなのだ。なんだか上品な朝食を上品な雰囲気で食べていて思ったこと、
「あー貧乏でよかったな〜、下やん。」しみじみ。
だって金持ちでこんなんが普通になってしまったら、この特別な満足感は味わえないよね〜、みてみ!となりの金持ちそうな子供連れ家族。あの人たちにはこのあたしの今の満足感はわからんよ。」って。「そーですね〜」と二日酔いのしもやん。
あ〜おいし、ここのオレンジ・ジュース。

是非、またここのFour Seasons Hotelで酒ディナー第二弾を企画してもらいたいものだ。
そしたらこのオレンジ・ジュースまた飲めるあるよ。
by hiromi_iuchi | 2009-03-10 09:47 | 営業日記
このブログ、タイトルが「NYから日本酒便り」のくせに、ただのねーちゃんの日記やないかぁ!!ってことで酒のこと書きます。

NYシティの郊外、ロング・アイランドというエリア、ブルックリンから小1時間くらい車を走らせたところにあるこじんまりした寿司屋、「TAKA SUSHI」
去年9月に一時帰NYしていた弊社ぼし君が、挨拶ランチに行くというので同行した。
オーナーシェフで日本酒愛好家のTakaさんとは、2年前くらいの問屋主催試飲会にてお会いしたきりである。あの時、Takaさんに酒を勧めたのが私だったのだが、彼の発するコメントに「この人ただものでない」と思い、次から次から違う酒をすすめ、かれこれ1時間くらい接客したのを思い出す。
日本酒に詳しい人はたくさんいるが、本当に自分のスタイルをもって試飲できる人は数少ない。商売そっちのけの、ただこの人をうならせたい感で接客したっけ。

さてぼし君と初めてお店にお邪魔する。
昼間からカウンターでお任せコース。次々に出される酒のアテも美味しく、その合間にTakaさんが彼のとっておき日本酒を冷や、ぬる燗、熱燗で出してくれる。
あてを出すのと同じように自分の手元で燗をつけてくれて差し出される酒は全てとても美味しい。
この人は日本酒好きの常連客から調達した希少な銘柄や、自分が気に入っている銘柄を酒セラーで熟成させたり封をきったまま熟成させたり、その銘柄がどの状態で一番美味しく飲まれるかを研究している。
「酒は冷暗所で保管」とか「封を開けたらすぐ飲むべし」とかいうおきまりの常識を完全無視なのである。
なるほど、ある銘柄は封を開けて2ヶ月もたっているというもののほうが、今日開けたものより味がまるうくなっていたり、常温で半年おいたもののほうがそうでないものより味が深くなっていたり、、とそれぞれの銘柄で飲み時期が異なるのである。
それとなんでもお燗をつけたがる。
銘柄によって燗冷めのほうが美味しかったり、ぬる燗より熱燗にしたほうがバランスがよかったりもする。
日本酒の奥の深さを体験させてくれるのである。

毎日、値段や酒瓶の見た目を気にして、どれが安くてどれが格好いいなどを気にしながら営業し、その毎日に埋没しているあたしたちは、この日、日本酒の奥深さを思い出さされた。
とってもとっても嬉しそうに日本酒を味見しているTakaさんの笑顔と、奥の方に追いやっていた日本酒を楽しむという感覚が、ぎゅーっと私を襲ってきて、鼻の奥と目頭の途中あたりがツンとして涙が出てきそうになった。っていうか、ちょっと出た。

昼間っからカウンターで日本酒飲んで、泣いてる女っつーのもちょっと怖い感じなので、外に煙草を吸いに出てごまかした。ぼし君にはばれていたようだが・・

稀な日本酒が手元に集まったら日本酒好きの常連さんと集まって試飲会をする、というTakaさん。是非参加させてください、と言う。

TAKA SUSHI
821 Carman Ave
Westbury, NY 11590
(516) 876-0033‎
by hiromi_iuchi | 2009-01-31 02:08 | 営業日記
Chopstick NY というNYローカルの月刊フリーマガジンがある。
全て英語のアメリカ人向けの雑誌であり、日本に関するいろいろな情報を発信している。
日本酒のメーカーなどもこぞって広告をのせている。

さて今日はそこの主催の初イベント。当雑誌の表紙を飾るアーティスト選定のときにベスト4に残った作家さんの展覧会を、チェルシーのギャラリーで開くという。
来場者に日本酒を振る舞いたいということで、鳥取県は千代むすび酒造の5銘柄を担いで参加。他にはサッポロビールさんと山口県のだっさいさんが今夜のお仲間。。

一般消費者への宣伝のためのイベントなのだが、またしても思ってしまった。
無理。つらい。。。でもこれも仕事なのでやるけど。・・

いつもこのようなシチュエーションで出没してくるのが、大酒のみのおっさん達。「正直営業がモットー」(目に余るが)な私などは迷惑顔を隠せない(また反省)
今日のチャンピオンは白人おっさんふたり。甲乙つけがたい。
そのうちの一人には、うっかり一番高い大吟醸を飲ませてしまったものだから、何回もお代わりにやってきて、このおっさん一人で1本は空けてしまったよう。あーもったいない感がぬぐえない。

もう一人のチャンピオン(なぜかベレー冒かぶってた)が差し出した大きめのカップには、反対側で試飲していた伊藤園の緑茶が残っている。
「緑茶が入ってますやん。飲み干してからにしてくらはい。」と言うと、
「実は緑茶と酒をミックスすると美味しいんだ。」と、のたまった。
「その昔、日本でそういうふうに日本酒を紹介されたのが始まりだ。」とものたまった・・
(勝手にせい!と一番安いやつを入れたった・・)

そんなこんなでつくり笑いで試飲会をこなし、このギャラリーオーナーと話していたその時、見覚えのある白人カップル(男女)がこちらへ向かってやってきた。
「あ、この人達にはあまりかまわなくていいから・・」とオーナー小声でつぶやく。
だんだん思い出してきた。
そう、知ってます、このお二人!

かつてあたしがNYに来たばかりの頃、キューレターを目指すべくソーホーの某ギャラリーで見習いをやっていたときのことである。月に1回のオープニングレセプションでは、ワインをつぐ係りを担当させられていたものだ。
うちのギャラリーにも毎月現れ、他のギャラリー(毎週末なんらかのオープニングがある)でも皆勤賞で出没していた有名なカップル。夫婦か彼氏・彼女であろう。その時には40歳前後だったと思うが、ふたりして仲良く自転車で、Tシャツ、短パンにて、またあるときはヘルメットをかぶったまま登場していた二人。
NYのギャラリーオープニングレセプションでは、無料のワインやチーズが振る舞われるので、オープニング荒らしとよばれる人々が大勢いるのだ。タダワインにタダフードを無くなるまで飲んで食べて帰るのである。チープデートの最たるものだ。(だってタダ食いやもん)15年後の今もチープデートを続けていらっしゃるのである。
あっぱれやわ〜。
すごくない?!(東京弁風語尾あがり風発音にて)
たまげる。

なんだかとても懐かしくて、なみなみと酒をついでやった・・・

そんなとこかな、今日の収穫。。
やっぱチャンピオンはチープデート初老カップルにきまり。気合いが違う。
by hiromi_iuchi | 2008-12-27 03:08 | 営業日記
ロス2日目・日曜日
夜の営業食事。最近オープンした大型店「Sashi」
この名前はどこからきたのか不思議であったのだが、なにやら「Sake」と「Sushi」の合体ネームだそうだ。
ロサンジェルスの高級エリア・マンハッタンビーチのおしゃれなモールの中にある。
昨日のKatsuyaもそうだったが、さすがロサンジェルスの年中温暖な気候のため、バー・ラウンジから入る入り口がオープンになっていて開放的な雰囲気である。
とても広いラウンジエリアを抜けると左側の奥まった部屋がスシバーで、右の奥にテラス・ダイニングとなっている。
照明のテクニックがふんだんに施されている。ちょっとひくくらい驚くのが、入って奥のバーカウンターのピンクの照明。ショッキングピンクの照明なのさ。
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ロス!ハリウッド!って感じでしょ?
お料理はカリフォルニア・フュージョン。以前 Morimotoにいた方がExe. シェフ。
少しずついろいろなものをつまんだが、全て美味しかった。
ほんと発想が面白くて「ふ〜〜ん・・美味しい・・」が連発されていたので、皆様も是非おたちよりぃ〜。

NYからの酒業界仲間のエリック・ゆの夫妻を黒服蔵元集団で囲んでの交流会食事でした。このふたりラスベガス在住なのだが、日本酒のプロモーターとして全国を渡り歩いている。ゆのちゃんのTasting 能力はうちのぼし君にも並ぶ凄腕。日本酒を知っているつもりの人もレストラン業界にはたくさんいるが、銘柄にとらわれず味のみで判断できる人は数少ない。彼女はその数少ないうちのひとりである。

2日目もショッキングピンクのセレブ・レストランにて15名テーブルは酒をばんばん空けていく・・・・・
そしてまたあずき色のバスで帰っていくのであった。。。
by hiromi_iuchi | 2008-10-24 03:59 | 営業日記
9月20日ロスに一行は移動する。
ロス営業マン・しもやんは笑えるほどでっかいバスみたいなバンを借りていた。
ホテルでチェックインを済ませたが夕食まで少し時間がある。でも腹すきすぎたので大好きな“Carl's Jr"へ。お供はたかおくん。
20年前に友人れいこの留学中には週3回くらい通っていたハンバーガーショップ。
これって西海岸にしかないのよね〜。あの頃、そのおいしさに感動していたあたしたち。
懐かしの“Chicken Club Sandwich"は20年前を思い出させてくれる。そのとき流行っていたギャグまで思い出させてくれた。・・たかおくんに連発。たかおくん愛想笑い。

夜!LA一番のお得意先!Brendwood という高級エリアにある Katsuyaへ。
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(すんません・ぶれまくり・・・)
ここは以前にもブログで書いたが、ダスティン・ホフマンが家族で食事していたところ。ちなみに今日は居ませんでした。
あっ、今思い出したが、ロスへの飛行機でTim Robbinsと同じ飛行機でした(あっちFirst Class,わしらEconomy)。空港の荷物引き取り所でSusan Sarandonを発見。よく考えたらTimとSusanは夫婦だったのでした。ふたりともファンなんだけどじと〜っと見てるだけ。。でもじとーっと見たよ。

ソファーがひとつ$8000するらしい超セレブなお店に、ネクタイにスーツのおっさん・おばはん(それは私だけ)10名にてご来店した。うきまくりやったけど。。
パートナーオーナーの辣腕シェフ・かつやさんが直々に料理してくれたらしい2品
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そばパスタ!ミンチになっている肉はなにの肉か忘れてしまった。クリームソースっぽいしあがりに、上にのってるのがトリュフ!贅沢ぅ。旨かったッス。
それと、
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はまち!かんぱち? 刺身!ハラぺーにょのせ。このハラぺーにょはカリフォルニアではとても人気。ピリリとした辛さがはまちの旨味を引き締める。
今夜は蔵元8蔵勢揃い。それぞれの蔵の酒を1本ずつオーダーしてしめて10本!空けました。余裕です。このハマチ刺身に合わしたのはこれっ!
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大七酒造の殿下社長もゆるりだがガンガン飲んでいた・・・・

いろいろ食べきれないほど出てきたが写真ないのでとばします。
最後はみて、これ!
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Roll Sushiアンサンブルで締めました。

きれいな盛りつけ。セレブな感じとおやじ達との対照的加減がおつ・・(笑)

今日も無事終わりました。
超セレブな店の前にとめられた、しもやんのあずき色バスにて帰ホテル。
なんか文句ある?
by hiromi_iuchi | 2008-10-23 07:17 | 営業日記