Oga's Fall Sake Dinner - Boston
2008年 04月 08日
いやぁ、書こう書こうと思いつつ無精して早くも4月。
時間を巻き戻して、さぁ今日は12月10日2007年です。
ボストン郊外にあるNatickという町にある日本食レストラン、OGA'sです。
超多忙な中を縫って年2回の酒ディナー企画をやり遂げるオーナーシェフにはいつも頭が下がりますわ。
今回も新たな創作メニューにて日本酒とのマッチング!
当日NYから車で駆けつけます。12月のボストンへの出張は天候・積雪のためいつも賭けなんですが、さんむ〜い灰色の空の下を95番を北上。BGMはデビット・ボウイっす(60年代)。
さて、スターターは「メイン州産ロブスターとたこのアルグラサラダ」
たこのとなりになんかすんごい旨味のきついのがあった。美味である。これは?その正体は王様「ふぐ」。やっぱり王様は旨味の深みが違った。たこはたこである。くらべてやるとたこに可哀相か。
このサラダは山口県は山縣本店より大吟醸「毛利公」とあわす。アルグラの苦味と毛利公のハーブな味が引き合ってグー。
次は「黒毛和牛をたたいてミンチにしたものとフォアグラ」の逸品。
これこれどっちも美味しかったが、一緒に食べるのがもったいない。。
これは旨味の強い「村井さんの特別本醸造」とあわせてある。しっかりした旨味でないとフォアグラに酒がまけるのでこれもグーであった。(写真とるのを忘れて少し食べてしまっている・・失礼)
つぎっ!「アスパラガスと白身魚の天ぷらをうにとマッシュルームとパルメザンチーズのソースで」
一般的にアスパラガスはワインにあわない野菜としてよく挙げられるが、日本酒はこれにもあってしまうのだ。
これとあわせた日本酒は青森県・八戸酒類・「八鶴 特別純米」
このお酒めちゃめちゃ通な人におすすすめ。気取らない上品さがある(めざすところよね〜)爽やかだが丸みのある酸がアスパラの野菜臭さとマッチしてひきたててくれる。クリーミーなソースも旨い。このチーズとウニの組み合わせがにくい。(また写真とる前に食べてしまっている・・・・すんません)
そして〜「ベイクドあわび!の塩メレンゲ」(って訳が難しい)
これはっすね〜、あわびの下にレモンスライスが敷いてあったんだけどなぜが酸っぱすぎた。
これは福光屋「くろおどりドードー」という初めて試飲するお酒とあわせてあったが、ちょっとひね気味でありました、、残念。でもっ!!このあわびと一緒にたべるとひねがとてもマイルドになるのだ。
つぎ〜ぃ。「キンキ(魚・高いんだこれが)のグリルと15穀米ライス添え」これこれ、一言にライスといってもライスコロッケ風になっていて香ばしい。ソースは海苔がペースト状になったものが敷いてあり、ライス&のり&魚 で基本的組み合わせがこうもおしゃれに仕上がるのか〜と感心。
ついに出ました本日のひろみいち押し。「黒毛和牛となすびを味噌ソースで」
こんの味噌ソースがぜつぴん・絶品であった。よく居酒屋とかでなす田楽なんかを頼むと95%の割合で味が濃すぎて、全部よこによけるという荒技を使わざるを得なくなるのだけれど、この味噌ソース!濃すぎず丁度いいくらいで素晴らしくマイルドである。味噌ってこういうふうにちゃんと料理するとすごい上等なソースになるんだなぁ、、とつくづく思う。日本の食材ってすぐれものだわ。。
ちなみにこれは山梨県・笹一酒造「本醸造原酒 まどか」とあわせる。ちなみにこの酒、酒だけで飲んだときは全然面白くない感触なのに、料理と合わせると断然美味しくなる不思議な酒。
最後はづけトロとベイクドとまとの巻物でしめる。
いや〜8コースと8銘柄の日本酒
たいへん贅沢でした。ちなみに私はNYからこのディナーにてお客様に日本酒の説明などをしに参加しているわけですが、この日はちょっと無理でした。美味しすぎた。
興味のある人は是非こちらまでお問い合わせあれ
時間を巻き戻して、さぁ今日は12月10日2007年です。
ボストン郊外にあるNatickという町にある日本食レストラン、OGA'sです。
超多忙な中を縫って年2回の酒ディナー企画をやり遂げるオーナーシェフにはいつも頭が下がりますわ。
今回も新たな創作メニューにて日本酒とのマッチング!
当日NYから車で駆けつけます。12月のボストンへの出張は天候・積雪のためいつも賭けなんですが、さんむ〜い灰色の空の下を95番を北上。BGMはデビット・ボウイっす(60年代)。
さて、スターターは「メイン州産ロブスターとたこのアルグラサラダ」
たこのとなりになんかすんごい旨味のきついのがあった。美味である。これは?その正体は王様「ふぐ」。やっぱり王様は旨味の深みが違った。たこはたこである。くらべてやるとたこに可哀相か。
このサラダは山口県は山縣本店より大吟醸「毛利公」とあわす。アルグラの苦味と毛利公のハーブな味が引き合ってグー。
次は「黒毛和牛をたたいてミンチにしたものとフォアグラ」の逸品。
これこれどっちも美味しかったが、一緒に食べるのがもったいない。。
これは旨味の強い「村井さんの特別本醸造」とあわせてある。しっかりした旨味でないとフォアグラに酒がまけるのでこれもグーであった。(写真とるのを忘れて少し食べてしまっている・・失礼)
つぎっ!「アスパラガスと白身魚の天ぷらをうにとマッシュルームとパルメザンチーズのソースで」
一般的にアスパラガスはワインにあわない野菜としてよく挙げられるが、日本酒はこれにもあってしまうのだ。
これとあわせた日本酒は青森県・八戸酒類・「八鶴 特別純米」
このお酒めちゃめちゃ通な人におすすすめ。気取らない上品さがある(めざすところよね〜)爽やかだが丸みのある酸がアスパラの野菜臭さとマッチしてひきたててくれる。クリーミーなソースも旨い。このチーズとウニの組み合わせがにくい。(また写真とる前に食べてしまっている・・・・すんません)
そして〜「ベイクドあわび!の塩メレンゲ」(って訳が難しい)
これはっすね〜、あわびの下にレモンスライスが敷いてあったんだけどなぜが酸っぱすぎた。
これは福光屋「くろおどりドードー」という初めて試飲するお酒とあわせてあったが、ちょっとひね気味でありました、、残念。でもっ!!このあわびと一緒にたべるとひねがとてもマイルドになるのだ。
つぎ〜ぃ。「キンキ(魚・高いんだこれが)のグリルと15穀米ライス添え」これこれ、一言にライスといってもライスコロッケ風になっていて香ばしい。ソースは海苔がペースト状になったものが敷いてあり、ライス&のり&魚 で基本的組み合わせがこうもおしゃれに仕上がるのか〜と感心。
ついに出ました本日のひろみいち押し。「黒毛和牛となすびを味噌ソースで」
こんの味噌ソースがぜつぴん・絶品であった。よく居酒屋とかでなす田楽なんかを頼むと95%の割合で味が濃すぎて、全部よこによけるという荒技を使わざるを得なくなるのだけれど、この味噌ソース!濃すぎず丁度いいくらいで素晴らしくマイルドである。味噌ってこういうふうにちゃんと料理するとすごい上等なソースになるんだなぁ、、とつくづく思う。日本の食材ってすぐれものだわ。。
ちなみにこれは山梨県・笹一酒造「本醸造原酒 まどか」とあわせる。ちなみにこの酒、酒だけで飲んだときは全然面白くない感触なのに、料理と合わせると断然美味しくなる不思議な酒。
最後はづけトロとベイクドとまとの巻物でしめる。
いや〜8コースと8銘柄の日本酒
たいへん贅沢でした。ちなみに私はNYからこのディナーにてお客様に日本酒の説明などをしに参加しているわけですが、この日はちょっと無理でした。美味しすぎた。
興味のある人は是非こちらまでお問い合わせあれ
by hiromi_iuchi
| 2008-04-08 08:05
| 営業日記